参考資料:「鏡の鑑」 昭和44年 全日本鏡工業協会, 板硝子協会
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銀膜を犠牲防蝕によって保護するために、銀メッキの上に銅メッキをし、塗料を塗布した現在主流の鏡。カゼイン法に比べ製造が短時間で済み、自動化が可能で、銀膜の保護性能も高いです。
(2) 銅引き法
古くから手工業で行っていた製法です。銀メッキ後にカゼインに消石灰,炭酸カルシウム等を混合した水性塗料を塗布し、その上からさらに鉛顔料リッチの塗料と上塗り塗料を塗布します。
(1) カゼイン法
次に、鏡の製法による分類で「手引き法」,「スプレー式」で製造される「カゼイン法鏡」と「連続自動式」で製造される「銅引き法鏡」の違いについて説明します。カゼイン法鏡はごく限られた用途のみに使用されています
フロート板ガラスは、両面が完全に平行且つ平坦であるので物が歪んで見えることがなく、現在最も一般的に使用されています。
(1) フロート板ガラスを使った鏡
ガラスの代わりにポリカーボネートやアクリルなどの透明プラスチックを素板に用いた鏡です。ガラスに比べ軽量で割れにくい利点がありますが、板がキズや劣化などで曇りやすく一般鏡としてはガラスほど普及していません。カーブミラー等によく使われています。
(3) 透明樹脂板を使った鏡
高級建築等に使用されている色のついた鏡で、主に熱線吸収ガラスを使っています。色には、ブルー,グリーン,ブロンズ,グレーがあります。
(2) 色板ガラスを使った鏡
    まず、大きく分けて「湿式法」と「乾式法」があります。これは読んで字のごとく、メッキをする時に液体を使うか使わないかで、通常電気メッキや化学めっきは水を使うので「湿式法」と呼ばれます。一方、プラズマ処理やスパッタリング,イオンプレーティング等金属を蒸着させるのは「乾式法」です。乾式法としての鏡はアルミやクロムの蒸着鏡が最近出回るようになりましたが、製造コストが高いため、自動車のバックミラーやコンパクトミラー,光学部品などの比較的小物に限られています。また、ごく最近ではガラスにシリコンの薄い膜を何層も熱蒸着することで、光を干渉させ反射を得る鏡が出てきています。これは反射率が低いようです。

    湿式法をさらに分類するとメッキの方法によって「電気メッキ」と「化学メッキ」に分けられます。それぞれの詳しい説明はメッキの専門家に譲るとして、簡単に説明しますと「電気メッキ」は電気を使ったメッキで、基材を電極にして電気を流すことでメッキ液中の金属イオンを基材表面で還元し析出させる方法、「化学メッキ」は電気を使わずにメッキ液中の化学物質同士の酸化還元反応によって金属イオンを基材表面で還元し析出させる方法です。電気メッキは基材が導電性を持つものでないと出来ないため、基材にガラスを使う鏡は化学メッキ法で作られます。(銀鏡反応のところで少し詳しく説明します。)

    次に化学メッキをさらに作業方法で分類しますと、時代の変遷によって変化してきた手法で分けられ、古い順に「手引き法」,「スプレー式」,「連続自動式」が挙げられます。「手引き法」は板ガラスの上に薬液をかけ、紙すきの要領でガラス上面に薬液がまんべんなく行き渡るように、板ガラスを人手でゆらして銀をムラ無く析出させます。「スプレー式」は薬液を手動のスプレーガンで塗布する方法,「連続自動式」は現在のコンベヤー式製鏡ラインによる連続生産方式です。
製法による分類
素板による分類
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